【恋愛考察16】
《浮気の解剖学》06
【浮気の解剖学】シリーズではこれまで
を考察してきました。それらを踏まえて今回は相手に浮気されないために
できることを“関係の見直し“という点に着目して考えてみたいと思います。
さっそく見ていきましょう。
まずは前提としてこれは覚えていてください。
【浮気の解剖学シリーズ01ー05】で触れた浮気のきっかけになりやすい状況などの
すべてをあなたがブロックするのは絶対にNGです。
うまくいっている関係もこじれてしまうので、これは避けてください。
その上で何ができるかという観点でご覧ください。
《浮気の解剖学》シリーズ
02. どんな時に浮気に走る?(感情編)
05. 浮気しないために何をすればいい?(セルフコントロール編)
「ありがとう」と「好き」を言葉にして伝える
浮気されない・浮気されたくないとあなたが思っているとしたら
当たり前ですが、あなたは相手のことを好きだし大切な存在だと思っています。
今の関係を維持しこれからも育てていきたいと思っているはずです。
ですから、最初にできることは1番素直な気持ちを伝えることです。
「ありがとう」と言われて嫌な顔をする人は少数派です。
好きな人から「好きだよ」と言われて煩わしいと感じる人も多くはないでしょう。
ごく一般的にそれは言われて嬉しい言葉です。
“もしかしたらこの頃面と向かって言えてなかったかも”ということもあるでしょうし、
“わざわざ口にするのはちょっと恥ずかしい”と感じるかもしれませんね。
だけど、です。
浮気をされないためにはこういう言葉は“わざわざ”声に出して伝えてあげてください!!
たったそれだけのことですが、2人の間の雰囲気や関係は穏やかに温かくなるはずです。
相手の欲求を満たす
相手の欲求を満たしてみてください。
もっと正確に言えば、“相手の欲求に寄せた対応”をしてみてください。
たとえば相手が
1人の時間を求めているなら1人になれる時間を作ってあげる。
連絡が多くてそれを負担に感じているようなら連絡する頻度を下げてみる。
逆に相手が
あなたとの時間が足りないと感じていてもっと一緒にいることがベターなら
2人の時間を増やす。
もっとこまめに連絡してほしいと思っているなら今までより少し連絡を
増やしてみる。
ということです。
ご覧のように、相手が何を望んでいるかであなたが取るべき行動と選択は
ガラリと変わりますね。
すべて相手に合わせないとうまくいかないということではありませんが、
聞き届けられる欲求を突っぱねられたと相手に感じさせない配慮は必要でしょう。
親密になれる時間を作る
なんだかんだ言っても、お互いのことが好きでお互いのことを思い合う関係です。
それならばより親密になった方が満足度は上がるでしょうし、
より幸せを実感できると思います。
そのためにできることを見てみましょう。
2人でできるものを見つける・増やす
2人でできれば何でも構いません。
共通の趣味を見つけてみる
一緒にできるゲームに興じてみる
カフェを巡ってみる
貯金して旅行する
大切なのは2人で楽しんだりワクワクしたりできるかということです。
これが1つあるだけでないときに比べて会話は活発になるし
何より一緒に過ごす時間の充実度が変わるはずです。
充分なスキンシップをする
ハグがストレスを軽減するという話を聞いたことはありませんか?
1人だとモヤモヤしたりよそ見をしたりするようなときでも
ハグをする。
たったそれだけのことで相手の心の中にはあなたという存在が染み渡っていきます。
そうなれば自然とキスの回数も増え、体を重ねることも同様です。
あなた以外に向かいそうなベクトルがちゃんとあなたの方に向くようになります。
追及しない
これも大切だと思います。追及しない。
相手に浮気の兆候が見られるのに野放しはダメですが、
不用意に追及してもあまり解決は望めないのではないかと思います。
むしろ逆ギレ状態で険悪化、なんてことになったら目も当てられません。
「知ってるからね」とあえて言わなくてもこれまで見てきたことをひとつずつ
実践していくと相手の頭の中にはすでに「あれ?もしかして...」という
疑念が浮かんでいることでしょう。
その上であなたが2人の関係に前向きでいることが伝われば、
相手の浮気を阻止できます。
追及しないことでむしろ「あなたを失うかもしれない」という恐怖を
与えていますからね。
まとめ
浮気する人が浮気に求めるもの。
パートナーで得られていない満足感
刺激と高揚感
1番大まかに分類すれば、大抵の浮気はこのどちらか、あるいは両方への欲求でしょう。
ということは、あなたとの関係で満たされるようになれば1つ目はほぼクリアです。
刺激と高揚感、特に刺激は麻痺する前が肝心です。
あなたとの関係に安心感を抱きつつも、時に刺激的。
それをあなたなりに無理なく実行できれば全てではなくとも
ある程度まで相手の浮気を回避できるはずです。
ここまで読んでみて、もしあなたが「そんなにしなきゃダメ?」と思ったとしたら
むしろ相手との関係を解消することを検討しても悪くはないですね。
そんなサインとしても活用してみてくださいね!!
《浮気の解剖学》シリーズ
02. どんな時に浮気に走る?(感情編)
05. 浮気しないために何をすればいい?(セルフコントロール編)