美術館でデートしよう!!というお話です。
暑い夏には涼しい空間で、冬が来て寒くなると逆に暖かく設定される。実は美術館っていつ行っても結構快適に過ごせる場所だったりするんです。整然とした空間の中で日常から離れて落ち着いた雰囲気を楽しめると思います。
そんなデートにもおすすめな美術館でのマナーをおさらいしておきましょう。最低限これだけ知っておけば問題ないだろう。というものを7つピックアップしてみました!ぜひ最後までご覧ください。
作品には触れない
当たり前と言えばそうかもしれませんが、美術館に展示してある作品は、それがどんなものでも基本的には触るのはNGです。絵画でも彫刻でも。作品の中にはデリケートなものもたくさんあるので、触ってしまうとそれが将来的な劣化の原因となることも。そうならないために触れないのがベーシックなんですね。
中には触ってもいいよ!という作品もありますよね。見たことありませんか?こういうものは遠慮せず、常識の範囲内で触ってみると楽しいですね。
基本は触らない。例外的にOKなものは案内があるのでそれに従いましょう。
大声はNG!!
これ、決して声を出してはいけない。とか一緒に行った人と会話してはいけない。話すなら小声で。とかそういうことではないんですけどね。
ただ周囲への配慮として声のボリュームには普段以上に気をつけた方がいいです。思ったよりも響いたりします。じっくり観たい人、さらっと観たい人、一緒に楽しみながら観たい人。いろんな人がそれぞれのスタイルで楽しめるよう、お互いにやさしくありたいですね。
走るのもNG!!
だめです。走るのはダメです。明らかに危ない。先ほど「作品には触れない」ということを言いましたが、走ったりすれば触れるどころでは済まないですし。当たり前のような気もしますが、大切なことなので。
写真は基本的にNG
これは意外に感じる方もいらっしゃるでしょうか。美術館で展示してある作品は写真撮影NGが基本です。理由はいくつかあって、フラッシュによって作品がダメージを受けるのを防ぐとか、周囲の人の映り込みの問題とか。現在は特に著作権に関する問題も大きくなっているでしょうか。
館内全てがNGなのか、作品は全てNGなのか。たいていの美術館では細かく案内がされているので、それを確認すれば間違いは起こりません。大丈夫です。一部の作品は撮影OKというようなケースもあるので、見逃さないようチェックしてください!!
スマホはマナーモードで
映画館や劇場、電車内と同じです。先ほどの大声NGと似たようなものですが、周囲への配慮としてスマホはマナーモードがベターです。電源オフまではしなくてもいいので普段と変わらないという方も多いのではないでしょうか。
ヒールはNG
理由は単純で、音が響くからです。想像以上に響きます。ヒールはたいてい女性が吐くでしょうが、男性も同じ理由で木底の靴など音が響きやすいものは避けたいですね。要は音が問題になるということですから。カツンと響くようなものはNGと考えてください。個人的には冬のブーツなどは見落としがちなポイントだと思います。せっかくなのでご自身の靴で音が響くものと響かないものを仕分けるのはいかがでしょう?
強めの香水もNG
混雑した電車内がそうであるように、美術館の中も他人のつけた香水は一際強く感じられるもの。好みの香りだったらラッキーですけどね。そう感じない人がいるであろうことは想像に難くないでしょう。デートにおすすめしておきながら心苦しい気持ちもありますが、ここはグッと堪えて香水はできればなしで行きたいですね。美術館を離れてからつけるというのも結構スマートですしね。
まとめ
喧騒を離れてじっくりと向き合える時間っていいですよね。自分とも、相手とも。
美術館デートは作品に詳しくないと楽しくないかといったらそんなことはないです。1個好きな、気になるものが見つかればいい。それくらいの気楽さで観ていくとハードルはぐっと低く感じられるはずです。相手の意外な好みがわかることだってあるかもしれませんね。行ってみたら意外といろいろな楽しみ方がある美術館。デートに使わないのは勿体無い!!
スマートに、楽しく美術館デートをしてみてください!!